「荒れ」を創り出さないために、次の点を今一度ふりかえりましょう。
・学年体制が堅固であったか?
・独りよがり・独善的になっていなかったか?
・職場における自分の立ち位置・立場を理解していたか?理解しようと したか?
・十二分に教材研究をしたか?
・自由闊達に意見を述べ合っていたか?
・爽やかなすがすがしいあいさつを交わすことができたか?
・型にはめる「徹底指導」について理解しているか?
・「この子」のことをどこまで考えたか?
・物の管理がおろそかになっていないか?
・家庭訪問に努めたか?
・地域の会合に積極的に足を運んだか?
以上11項目は、深津教育が発展していくために欠かせないことです。
<3月23日(金)昼の職員打ち合わせで>
6年生がいなくてさみしくなると思っていましたが、登校班でしっかり登校できる姿を見て、ホッとしました。「修了式」とは、●○の学習ができるようになりましたよ、次の学年に進めますよということを表す式です。
卒業式で使った絵(下の<3月19日(月)卒業式の「学校長の言葉」で>写真参照)を見てみましょう。絵の中には、野球のイチロー選手・ボクシングのしずちゃん・シンクロの石黒由美子選手・指揮者の佐渡裕さん・パペット落語の笑福亭鶴笑師匠・マラソンの猫ひろしさん・ゴルフの石川遼選手が描かれています。どの人も、夢に向かって努力している人たちです。夢を持つこと、そして、夢を持ったら努力をすることが大切です。マラソン大会の時に話した東井義雄先生は、「本物は続く。続けると本物になる」ともおっしゃっています。みんなも努力を続けていってほしいです。
深津っ子の1年間を数字で表してみました。
とてもよく頑張った1年でした。4月に元気に会いましょう。
<3月23日(金)修了式で>
この6年生が1年生の6月19日、当時の谷本校長先生が「学校改革をします」という学校だよりを発行しました。それから今日まで歩んできたので、一定の成果を認めることができる学年であるといえます。学力向上については、これからももっともっと力を入れていきましょう。
来賓の方々には、「小学校も中学校も立派な卒業式だった」とおっしゃっていただきました。このような様子を見ていると「暗雲よりも明るい前途」になると思います。
皆さんには感謝しています。6年生に関わってきた先生に限らず、一丸となって、ここまでやってきました。大阪市の橋下市長はスピード感をアピールしていますが、深津小学校は6年間かけて一定の成果を出すことができました。
地域からの子どものいいところ見つけの通報も増えてきました。また、スポーツクラブ21で学校にやってくる地域の方が、「この学校はいつきてもきれいですね」と言ってくださいます。
ただ、現実を見ると、まだまだ難題もあります。深津教育を全員でやっていきましょう。その時には、これまでの学年の先生方による指導に感謝し、その取り組みの上に立ってやっていきましょう。
来年度は、勤務時間の適正化に取り組みます。来年度も深津っ子のための取り組みをよろしくお願いします。
<3月19日(月)卒業式後の職員打ち合わせで>
本日巣立つ50名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業証書は、6年間すべての課程を修了した証です。
みんなが入学した年に、私は教頭として着任しました。皆さんが5年生の時には他校にいましたが、今年また皆さんと過ごしました。1〜4年生までの活躍もすごかったですが、6年生になり、リーダーシップを発揮する姿と、学習する姿を見ていると、1年生の時からの成長を強く感じます。
ファミリー活動の様子を見ていると、1〜5年生のことをよく考えて動いていました。集団登校で、班の先頭や最後尾を歩く姿を見ていた低学年の子は、「ぼくも6年生になったらあんな6年生になるんだ」と思っていることと思います。
6年生の姿を見て、深津小学校全体が成長したと思います。それが「深津スピリッツ」となり、伝統になると思います。
学習に取り組む態度もすばらしかったです。授業で、友だちの意見を聴く姿、自分の考えを話そうとする雰囲気がすばらしく、中学校へ行っても、期待できます。深津小学校で学んだことを胸に、やっていってください。
吉田松陰の言葉に「夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし 計画なき者に実行なし 実行なき者に成功なし 故に夢なき者に成功なし」とあります。夢を持つ人はすてきだし、輝いて見え、魅力的です。演台の後ろにある絵には「イチロー選手、石川遼選手、佐渡裕さん」が描かれています。いずれも6年生の卒業文集に書いた夢を実現させた人です。夢と実現の間も重要です。東井義雄先生の言葉に「本物は続く 続けると本物になる」とあります。夢と実現の間には、楽しいことと同時に苦しいことも待ち受けています。その時に努力を続けていくことが必要です。
保護者の皆さん、ここまで楽しいこと・苦しいこと・つらいこと・悩んだこともあったことだと思います。その分、卒業の日を迎えられうれしいことだと思います。これからも子どもたちを支えていってください。また、6年間の本校への支援も、ありがとうございました。
来賓の皆さん、地域でたくさん見守っていただきました。これからも力添えをお願いします。
5年生の皆さん、これから卒業生のやったことを引き継いで、リーダーとして深津小学校を引っ張っていってください。
6年生の皆さん、1年前、東日本大震災で甚大な被害がありました。何年か後の社会科教科書には、「平成23年3月11日に東日本大震災があって、大きな災害が起こった。しかし、当時の若者たちのがんばりで、今のようなすてきな世の中になった。」と記述されると思います。この「当時の若者たち」とは、あなたたちです。
4月には中学入学が待っています。希望を胸に、堂々と過ごしていってほしいです。
<3月19日(月)卒業式の「学校長の言葉」で>
深津中学校の卒業式、とても感動しました。中学3年生の生徒たちは、心を鍛えてもらったのだと思いました。われわれも小学校でどうしていけばよいか、考えていかねばなりません。卒業式の小中の交流もしていきたいものです。
地域の方に、「深津小学校の子どもが気持ちよくお手伝いをしてくれて、本当にうれしかった」と言っていただきました。
地区別児童集会の親班長の方々が、全部で70人近く来てくださいました。また、今日の2年生のマラソン大会も相当数の保護者の方が来てくださいました。学校のしていることに目を向けてくれているのです。
<3月13日(火)職員会議で>
元気な時はだれでもがんばれます。「ちょっとしんどい時にがんばれるのが、本当にがんばる」ということです。がんばった後は気持ちがいいものです。ぜひがんばって走ってください。
<3月13日(火)2年生マラソン大会で走る前の言葉より>
3月10日現在、昨年度の東日本大震災による死者は15854人、行方不明3155人です。避難者数も約34万人にのぼります。小学生の死者・行方不明者も234人います。
亡くなられた方のご冥福を祈ること、東日本大震災のことを忘れません。これから何らかの形で東北地方、そして日本の復興にかかわっていかなければならないという気持ちを込めて黙祷をします。
<3月12日(月)東日本大震災から1年を迎えるにあたっての黙祷で>
「はばたけ6年生」という行事の名前の通り、6年生には大きくはばたいてほしいです。在校生の感謝の気持ちを表した出し物を、楽しんでほしいと思います。
<3月8日(木)はばたけ6年生で>
この1年間で友だちがいっぱいできたと思います。4月になってクラス替えがあると、友だちと離ればなれになることもあると思います。ある子の作文で「苦手だと思っていたBさんと同じ班になると、意外にもおもしろいしし、しゃべれるようになった」というものがありました。心配だなと思っていても、新しい友だちができるようになるのですね。
<3月2日(金)朝会で>
ランチルーム、有効活用したいものです。
給食を返却する時、走らないようにする何か有効な指導方法があるはずです。
個人情報の管理、しっかりと相互評価してもらっているので、最近は市内で大きな事件は起こっていません。
ていねいな学校評価をしていただいで、ありがとうございます。
今回来年度に向けて「もっと〜したい」という方向性がたくさん出されました。それをすべてやることは、大変なことです。軽重をつけてやっていきましょう。
<3月1日(木)職員会議で>
「3650」は何の数字でしょうか? 1年が365日で10年たつと、3650日です。富士山は3776mなので、富士山の高さとあまりかわりません。それだけの日数生きてきたのですよ。
そんな中で、できることがたくさん増えてきました。父母を見分ける、言葉を発する、歯で物をかむ、あいさつをする、ひとりで学校に来る、ひらがな・漢字を書く、計算をする、走る、リコーダーを吹く、自転車に乗る、友だちの気持ちを考えるなどなど、たくさんあります。でも、これからできるようになることの方が多いと思います。そんなみなさんに、3つの言葉を送ります。
1.「失敗」…失敗せずにできた製品はこわれやすいそうです。何回も失敗をしたらいいのです。
2.「ふれあう」…パソコンやケータイは便利ですが、それだけでは不十分です。人のちょっとしたしぐさから、人の気持ちが分かる人になるためには、いろんな人とふれあうことが大切です。
3.「感謝」…「ありがとう」と言われていやな人はいません。
東日本大震災の被害で、これからも厳しい時が続くでしょう。でも、何年か後の社会科教科書には、「平成23年3月11日に東日本大震災があって、大きな災害が起こった。しかし、当時の若者たちのがんばりで、今のようなすてきな世の中になった。」と記述されると思います。この「当時の若者たち」とは、あなたたちです。
保護者のみなさん、この10年間の成長には、すばらしいものがあったと思います。これから思春期を迎えますが、人生の先輩として、よきアドバイスをしてあげてください。
さあ、今から踏み出す一歩一歩を大事にしていってください。
<2月28日(火)「二分の一成人式」で>
先日の、1・2年生の昔遊び集会に来ていただいた方から、「子どもたちのお礼状がとてもうれしかった。ありがとうございました」と「お礼のお礼」を言っていただきました。こういうことも、地域とつながることだなあと思います。
<2月28日(火)朝の職員打ち合わせで>
|