2008体育会



「空は青空 白い雲 お日さまにこにこ笑ってる」好天の下、深津小学校の体育会が行われました。
「みんな なかよし 深津はひとつ」をテーマに体育会が行われたわけですが、とてもすばらしい体育会になったと思っています。どうしてすばらしい体育会になったのか、検証してみました。



第1に、地域の方の協力があったことが挙げられます。

朝7時30分が開門でした。その時刻をしっかり守り、運動場に入って場所取りを勝手にしている人は一人もいませんでした。開門時も、「ご高齢な方もいるので、整列して歩いて入場しよう」ということになり、競争することなく整然と歩いていただきました。
また、深津中学校のブラスバンド演奏や、組立体操もあり、中学生に盛り上げてもらいました。

このように子どもの見本になる地域の先輩方の姿がありました。
ぜひ来年度もご協力いただけたらと思います。
また、「ゴミ0の体育会」にし、観戦マナーの見本にもなっていただけたらうれしくと思います。



第2に、高学年が各係で準備やかたづけをしっかりとやってきたことが挙げられます。

各係がきびきびと行動できました。体育会の後のかたづけもスムーズに進みました。

例えば今年初めて係をした子どもの作文の中に、次のような文がありました。
「今年の体育会は初体験がいっぱいで、いつもこんなことを高学年の人たちにやってもらっていたことがわかりました。実際にやってみて、けっこう大変だったので、やってくれていた人に感謝をしたい。」
「今までの体育会で高学年の人たちにこんな大変なことをしてもらっていたことを知りました。来年は私たちが教えてあげる番だと思いました。」

このような積み重ねによって、深津小学校の体育会がさらにすばらしいものになっていくのだと考えています。



第3に、どの学年もしっかり練習を重ねてきたことが挙げられます。

すばらしい体育会になることは、本番をむかえる前からある程度予想できました。それは、みんなが練習に一生懸命に取り組んでいたし、他の授業も気を抜くことなく取り組んでいたからです。

練習を積み重ねていく中で、子どもたちが気づくことも多かったようです。
例えば、今年初めて組体操をした子どもの作文の中に、次のような文がありました。
「本番に「城」の演技で、「土台の人たちがしっかり支えてくれているからだいじょうぶ!!」と思いながら乗りました。私がいろんな場面で成功できたのは、土台の人たちが、痛さや重さに耐えてくれたからです。」
「練習でできなかった倒立とサボテンができるか心配していたけど、倒立は「相手が受けてくれるにちがいない」と仲間を信じてやったら、とてもきれいにでき、よかったです。」
「すべての演技が終わった後、「初めて組体操をして難しいと思っていたな〜」とか、「つらかったけどがまんした」とか、練習のときのことをひとりでふり返っていました。」
「来年に向けてがんばりたいことは、いろいろな技を今の4年生に、次は私たちが教えたいと思いました。」
「来年はどんな組体操をするかが、とってもとっても楽しみです。来年もたくさん練習をして、すっごくきれいでカッコイイ組体操をしてみたいです。」

行事の本番までの過程や、行事とは直接関係のない日々の授業も、大切にした指導をしていきたいと考えています。


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