ICT活用元年 放課後チャレンジスクール

学力保障をめざす情報校内研修



世の中の情報機器は、日々進化しています。その後を追い、予算の都合がついた時に、学校現場に少しずつ情報機器が導入されていきます。

深津小学校も、その世の中の流れに逆らうことができず、次の3本柱を中心に、情報機器の活用を進めようとしています。
  @情報活用力・情報モラルを身に付ける。←児童が
  AICT機器を効果的に活用し、学力向上のため「わかる授業」
を実践する。←教師が
  B情報を上手に安全に利用し、仕事の効率化を図る。←日々多忙な
教師が

昨年度には指導要録、今年度には通知票「あゆみ」が電子化され、それに向けての校内研修はしたくなくてもしなければならない状態でした。しかし、これは校務用パソコンの活用であり、上の3本柱でいうB番のみでした。

これではいけない、世の中の流れに乗りながら、授業で子どもたちが活用できるようにしていきたい、学力を少しでも向上させたいということで、今年度は3年ぶりに夏休みにも情報の校内研修をすることにしました。


情報校内研修

 2012年7月31日(火)、業者の方を直接お呼びして、「eライブラリ活用研修大会〜授業で使って学力保障につなげる〜」というテーマで校内研修をしました。

 児童用のパソコンにすでに入っているにもかかわらず、使ったことのない教師が多いコンテンツでした。実際にさわっていくと、楽しそうな声が聞こえてきたり、夢中になってなかなか手を止めることなかったり・・・、子どもと同じような状態になっていました。パソコンの持つ力のすごさを感じました。

情報校内研修

 今の世の中は、パソコンを使えることが当たり前と思われています。パソコンをうまく使うことで、子どもたちが学習に興味を持ったり、理解が進んだり、表現方法の幅を広げたり、コミュニケーション力をアップさせたり、いろんな力をつけていきたいです。

 また、将来子どもたちが職業に就く時、パソコンをうまく使えないからという理由だけで進路の幅をせばめてほしくもありません。小学生のうちにいろんな体験をさせておきたいと思っています。

 だからこそ、子どもたちに正しく使えるように指導していきたいです。そのためには、まず教師がしっかりと使えるように、日々ちょっとした小ネタを交流しあっていけたらいいなあと思います。教師が活用することをためらっていたら、子どもも活用することをためらうと思うので・・・
一方で大切なことを見落としてはなりません。子どもたちが、パソコンを使いこなすことは、従前より豊かに、生きる力を身につけた、21世紀を担うたくましい人間により近づくと言うことでなくてはなりません。パソコンを駆使する主体は、あくまで人間味あふれる感情豊かな人間なのです。パソコンは人間様が使うものなのです。この点を肝に銘じ研修に励みたいものです。


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