「創立30周年記念体育会」が近づいてきました。暑い日が続きましたが、どの体育会練習でも、汗びっしょりになりながら、仲間たちと協力し、一生懸命練習する姿が立派です。
子どもたちの「徒手・組立体操」の練習を見ていて思ったのが、土台の大切さです。私たちは、演技を見る時、上に立つ子がしっかりと立てるだろうか、落ちないだろうかと心配し、つい目線が上にいってしまいます。しかし、その上に立つ子が安定して立てるかどうかは、下の土台をしている子にかかっています。下の土台の子が、必死に歯を食いしばって支えてくれているから、大きな技も完成するのです。
このことは、子どもたちの学力や人間関係でも同じだと思います。テストの点数や、友だち関係がうまくいくかどうかという、結果に目がいってしまいます。しかし、「早寝、早起き、朝ごはん」など規則正しい生活リズムで体調を整えるという、日頃の土台がしっかりしていないと、授業に集中できず、学力も伸びません。また、イライラした気持ちで過ごし、友だち関係もうまくいかなくなってしまいます。
家でも学校でも気持ちよく活動できるよう、土台作りを大切にしていきたいと再確認しました。
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