体育会、ここにも注目 体育会練習期間も、図工はりきってやっています ちょっと走りが変わるかな? 2011体育会、ここに注目! 2010体育会のみどころ

徒手・組立体操

土台が大事〜体育会練習から〜



「創立30周年記念体育会」が近づいてきました。暑い日が続きましたが、どの体育会練習でも、汗びっしょりになりながら、仲間たちと協力し、一生懸命練習する姿が立派です。

子どもたちの「徒手・組立体操」の練習を見ていて思ったのが、土台の大切さです。私たちは、演技を見る時、上に立つ子がしっかりと立てるだろうか、落ちないだろうかと心配し、つい目線が上にいってしまいます。しかし、その上に立つ子が安定して立てるかどうかは、下の土台をしている子にかかっています。下の土台の子が、必死に歯を食いしばって支えてくれているから、大きな技も完成するのです。

このことは、子どもたちの学力や人間関係でも同じだと思います。テストの点数や、友だち関係がうまくいくかどうかという、結果に目がいってしまいます。しかし、「早寝、早起き、朝ごはん」など規則正しい生活リズムで体調を整えるという、日頃の土台がしっかりしていないと、授業に集中できず、学力も伸びません。また、イライラした気持ちで過ごし、友だち関係もうまくいかなくなってしまいます。

家でも学校でも気持ちよく活動できるよう、土台作りを大切にしていきたいと再確認しました。


体育会係の仕事

上の写真は、体育会練習後、体育会の準備係・放送係・用度係の子がかたづけをしている様子です。まだ係の打ち合わせ会をしていない時期でしたが、すでに自分たちで仕事をしています。

係の仕事も体育会を支える土台です。演技の華やかさの一方で、目立ちにくいですが、5・6年生が係としての仕事を教師と一緒にこなしています。人のために目立たないことでもしっかりとやりきるという働くことにつながることを、5・6年生は学んでいるのではないかと思います。

高学年の保護者の方は、演技だけでなく、係の仕事を一生懸命にこなす姿にも、シャッターを押してほしいと思います。また、低学年・中学年の保護者の方は、高学年になったら子どもたちはこんなふうになるんだなあと思いながら見ていただければと思います。


体育会自主練習

上の写真は、休み時間にリレーの練習をしている風景です。

休み時間に練習するかしないかは、子どもたちの自由です。どのような練習をするのかも自由です。自分たちで自分なりに考えた練習を続けているのが、素敵だなあと思います。

このような休み時間の練習ですぐによい結果が出るかどうかはわかりません。でも、友だちと一緒に練習することで、協力することの難しさと大切さや、走る力が身についていることはまちがえないと思います。

これは、学校で進めている「自主学習」と似たところがあるなあと思います。自主学習をしたからといって、すぐにテストの点数が上がるわけではありません。でも、自分で自分なりに考えた学習を続けていく自主学習を続けていくことによって、少しずつ学習のしかたを身につけていくのではないでしょうか。これも学力を高めていく土台だと思いました。



行事に向けて取り組みで学ぶことが、日常生活にもつながっているのです。


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