3年生甲子園浜での環境体験学習 3年生夙川での環境体験学習 3年生甲山での環境体験学習

田植え

3年お米づくりにちょうせんしよう!


今年度の環境体験事業では、甲山農地へ行き、米づくり体験をします。

NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)の農地プログラムに参加する形で、年3回の体験学習をします。

1回目、6月14日(火)には、田植え体験と玉ねぎ収穫をしました。最初は「気持ち悪い〜」と言いながら田に入っていった子どもたちでしたが、時間がたつにつれ、へっちゃらな顔をしながら、指導者の言うとおり、作業を進めていきました。1週間前に事前学習として、体育館で田植えの練習をした成果は、十分に出ていました。

≪田植えの後の3年生の作文の一部より≫
○ぼくのたまねぎは大きすぎてふくろに入りませんでした。田植えをした時は田んぼに入ってすぐの時は、歩く時どろどろで気持ち悪いなと思ったけど、なれてきたら気持ちいいと感じました。田うえはけっこうむずかしかったです。田うえが終わった後、水路をながれる水で手や足をあらった水がとてもつめたくて気持ちよかったです。

○田うえでなえをうえていると、かえるがいました。友だちが見つけました。私も手にのせました。かえるのとぶすがたをちかくで見るのがはじめてでした。ちょっと気持ちわるかったです。リーフの人がやさしくおしえてくれたから、なえをきれいにうえました。土がすごくねちょねちょしてました。わたしの友だちが田うえでこけてしまいました。ちょっとかわいそうでした。

○さいしょに「玉ねぎをとって持って帰ってもいい」と聞いたら「いいですよ」と言ってくれて、おかあさんがよろこぶかなと思って、田うえにむかいました。それで、田うえの土はくさいけどおいしいごはんになるのはすばらしいと思いました。そして田んぼに入ったらむにょむにょとしてて気持ちわるかったです。□□さんはあせだらけでとてもがんばっていました。とても楽しかったです。



2回目、7月5日(火)には、田の草取り体験をしました。
といっても、田の中にいる生き物探しをしながら、田の中を歩き回り、雑草を踏みつけて回っていたと言った方が適切だと思います。暑さを忘れて、田の中にいる様々な生き物をどんどん捕まえていました。



3回目、10月14日(金)には、稲刈り体験とさつまいも掘りをしました。稲を刈る子と刈り取った稲を運ぶ子がペアになって、次々と稲を刈っていきました。さつまいも掘りでは、周りの土を取り除かずにいもを取ろうとして、ポキンと折れてしまっている子が何人もいました。
稲を刈った後、稲を束にしたり、脱穀したり、わらを編んでみたりする活動も、とても楽しそうに取り組んでいました。(脱穀やわら編みは、予定になかったのですが、子どもたちのやりたいという要望に応えて、急遽やっていただきました。)





4回目、12月6日(火)には、学校の中で、お米づくりの学習のまとめとして、カレーライス作りに挑戦しました。3年生の学年PTAを兼ねたため、保護者の方も40人近く集まりました。カレーの調理だけでなく、スパイスブレンド体験をしたり、ここまでの活動のスライドショーを見て活動をふり返ったりしました。自分たちが少しだけ関わってできたお米を使って、カレーライスを作って食べてみると、いつもとは違った味がしたのではないでしょうか。



ふだん町の中で過ごす深津っ子にとって、自然の中で環境体験をすることは、貴重なことです。これからも大切にしていきたい活動だと思います。


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